ソフトインストールモデルのPC
一昔前に流行っていたいろいろなソフトがインストール済みのPCがあります。 ユーザーは、ワープロや表計算などのソフトを別途インストールする
必要がなく、「ほとんどのことがこの1台で使えます」というのがうたい文句でした。
実際に、通常使われるソフトが用意されていましたし、中にはTVチューナーまで内蔵されているモデルもありPC各社が競って新しいモデルを販売して
いました。 それはそれで使い易かったのですが、ほとんどがHDDの空き容量が少なく他のアプリケーションソフトや大きいデータを保存していくと
すぐにHDDオーバーフローに陥ったものです。
「TVから動画が保存出来ます」の割には、内蔵HDDに保存出来なかったのが現実ですし、外付けHDDも今に比べれば容量が小さくて高価なもの
でした。 CPU速度も遅かったので、出来るけど実用には耐えられない・・という感じでした。
その当時は、Windows95がほとんどでしたので、その機種をそのまま使って今日に至っている場合には、
当然ブロードバンドの高速通信には対応していませんし、最近のソフトをインストールする容量がなかったり、最新のソフトが動作しなかったりという
問題が起こります。 また、インストール済みのソフトに関してはバックアップCDなどが添付されていますが、これは各ソフトを個別にインストールが
出来ないものがほとんどです。 よく使うソフトだけを他のPCにインストールすることが出来ないのです。
バックアップCDは、OS&インストールソフトを初期状態に戻すためのもので、カスタマイズしたものなどは保証されません。 データは消さない限り
残りますが・・。 メーカーやその機種固有のソフトがある場合には、それで作成したデータが他のソフトで使えないことがあります。
特に住所録などは扱いに困ることがあります。 古くなったので新しいPCを購入した場合や、使っていたPCが壊れて動作しなくなった場合です。
HDDが破損していなければデータ部分を読み出して新しいPCに移すことが可能ですが、移したデータを扱うソフトがなければどうしようもなくなります。
別のハードを調達して、旧ソフトを一式インストール出来ればOKな訳ですがなかなか難しいものがあります。
ほとんどのソフトは、固有のデータをテキスト形式などでファイルに出力出来ますので、もしもの場合に備えて同時にFDなどに保存しておく必要が
あります。 PCが壊れてからでは、手遅れです。
今では「旧式」でも、その当時は数十万円したものです。 使い慣れていて手放しにくいのは確かですが、個人的には今風の低スペックPCの方が
ずっと使えると思います。 HDDなどにも寿命がありますので、壊れる前に検討した方がよいと思います。